上野の山、夕暮れ時の猫さん達・後編

上野の山の猫さん達、後編です。

キジ白さんといちゃつく尻尾フサフサのキジトラさん。
そこに『仲間に入れて』とやってきた尻尾が長いキジトラさん。
それを拒否する尻尾フサフサさん。

というのが前回のあらすじ。

どうやら尻尾フサフサさんはまだ小さくて甘えたがりのようです。
でも人に対してはちょっと臆病のようで、人がキジ白さんを撫で始めるとちょっと避難。
その隙にキジ白さんの尻尾にじゃれながらゴロンとする尻尾長さん。

尻尾フサフサさん『う～～～っ』って感じで睨んでいます。

撫でられるキジ白さん。
キジ白さんにくっつく尻尾長さん。

ピンがお尻に合っちゃってますが…

それを見て、ちょっといじけた感じの尻尾フサフサさん。

『いじけてないやい！』

そうですか。それはそれでいいのですが…
耳が変になってますよ。外れて飛んでいっちゃいそう。
写真合成を失敗したみたいな写真になっちゃってるよ。

『あの子はまだ小さいからかんべんしてやってくださいよ』

『人に構われたくないときはね…』

歩き出す尻尾長さん。

『こうやって木の側でくつろぐ』

『寄らば大樹の陰、ってやつですよ』

『なるほど！』

『寄らば大樹の陰ね』

いや、それ大樹じゃないし…

アゴに枯葉付けて言われてもなぁ。

『あの子はまだまだですねぇ』

最後は余裕の尻尾長さんでした。

キジ白さんは…ず～っと通りすがりの人に構われっぱなし。
人に囲まれていたので、キジトラさんともお別れして立ち去るとしましょう。

次回は不忍池。

(2010/08下旬撮影)

ポチッと押していただけると嬉しいです。