とある街を散策中。
小さな駅の横。
バケツの向こうに何やら怪しい影を発見しました。

近づいてみます。

どうやらバケツの向こうに三毛さんがいらっしゃるようです。
いや、ナンパじゃなくて写真を撮らせていただきたいだけです。
『それにしてもお腹が減ったわね。ご飯の時間なのにまだ用意されていないし…』

『あんた、なんか美味しい物持っていないの?』

あいにく持っていないのです。
『ナンパ師なら食べ物で誘うくらいしなさいよ!』

いや、ナンパ師じゃないですから!
それに、さっきナンパはお断りって言っていたじゃないですか。
『美味しい物もナンパに乗る条件の一つなの。あんたダメねぇ』

寝っ転がる三毛さんに、ダメ出しされてしまった自分でございました。
この三毛さん、ちょっと痩せている感じがしますが、このお宅でご飯を頂いているようです。
きれいなお顔の三毛さんなだけに、ナンパに成功したらブラシを掛けてあげたいなぁ。
なんて思っちゃったのでございました。
って、ナンパじゃないし!
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