坂道を歩いていると…
向こうに猫さんが歩いているのが目に入りました。
曲がった路地でようやく追いつきました♪
『なんだよぉ。なんで付いてくるんだよぉ』
いや、これはもう…猫好きの習性と言いますか…
『どうしたの?』
『このおっさんがずーっと付いてくるんだよぉ』
あら、反対側には茶トラさんが居らっしゃいますね。
『よし!僕が話をつけてやる!』
立ち上がった茶トラさん。
こちらにやってきます。
え?え?
自分、そんな悪い事しちゃった?
『茶トラ!よろしくだよぉ』
薄茶白さんは、さっさと退散していきます。
後を追いかけましょうか?どうしよう?
『薄茶白を追いかけさせないよ!追いかけるくらいなら…』
茶トラさん、ズンズンこちらにやってきます。
どんな文句をつけられるのでしょうか?
『薄茶白を追いかけるくらいなら、僕を撫でなさい!
あらら、擦り寄ってきちゃいましたよ。
話をつけるって、撫でろって話しかい!
『胸もいいけど、喉の方が気持ちいいなぁ』
こっちですね?
撫で撫で撫で。
この様子をちょっと離れた場所から見ていたのが、別の薄茶さん。
『あいつは知らない人でもすぐ撫でられるからなぁ』
薄茶さんも撫でて欲しいですか?
『いや、このまま寝てご飯を待つから撫でなくていいよ』
そうですか。
残念。
茶トラさんをいっぱい撫でさせて頂きました♪
そろそろ移動しましょうか。
『まだ行っちゃダメ』
自分も前に立ちふさがる…
いや、立ってはいないか。
自分の行く手を阻む茶トラさん。
またまたいっぱい撫でさせて頂きました。
今度こそ移動しますね。
『もうすぐご飯の時間だからさ。それまでの暇つぶしにもっと撫でてよ!』
尻尾を立てて付いてくる茶トラさん。
仕方がないからまた撫でようとすると…
ご飯の人がいらっしゃって、そちらに飛んで行ってしまったのでございます。
本当にご飯までの暇つぶしだったようで。
なんか寂しい自分でございました。
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