丸吉玩具店さんにお邪魔しています。
『俺様撫で係の膝に乗って撫でさせる、たまんないね♪』
ご満悦の純平くん。
『この満足さ、ナツキチやキンちゃんにはわかるまい！』
『どれだけ満足か教えてやろうと思ったのに…二匹とも仕事しないで寝てんじゃん！』
いやいや、純平くんも仕事しないで撫でられていただけじゃないですか。
『俺様は今から仕事なんだよ！』
珍しくパトロールに出かけて言った純平くん。
では自分も店内パトロールを。
おっと、奥の椅子ではカケちゃんがくつろいでいます。
『くつろいでるんだから邪魔するんじゃないよ』
はい、邪魔しないように見るだけにしておきます。
う～ん…カケちゃんは毛艶が良いですねぇ。
それに大きいけれど、純平みたいにタプタプじゃ無くて引き締まった感じがまたいい。
『単に太っているって言いたいんだろ？』
いやいや、四角い感じが引き締まっていて、さすが用心棒！
『今日はやけに褒めるじゃない。褒めてもカケちゃんのシマは渡さないけどね』
いや、カケちゃんのシマを荒そうなんて思ってないですよ！
『俺様がパトロールから帰ってきたぞ！撫で係、さぁ…あ…カケが居る』
外から戻ってきた純平くん。
カケちゃんを見てうつむいてしまいました。
『カケを構っていないで俺様を撫でろって言うんだ』
離れて椅子に乗る純平くん。
しょうがないですね、撫でてご機嫌をとるとしますか。
と思ったら…
「外にサンペイが居ますよ」
と、店主の晴美さん。
順平くんをほったらかしにして外に出てみると…
あ、サンペイくん！
お元気でしたか？
立ち上がって尻尾を立てたサンペイくん。
これは久々に撫でさせてくれるかな？と思ったら…
『アホっていう奴がアホなんだぞ～～～～っ！』
叫びながら走って行っちゃった。
お～い、サンペイく～ん！
今日はまだアホって言っていないですよ～っ！
サンペイくんを追いかけてお店に戻ると…
『あ、アホと撫で係が戻ってきた』
『え？アホの撫で係？…ろっちさんじゃん』
顔を出して確認するナッちゃん。
ボケボケのピンボケ写真ですが、ナッちゃんが顔を出したのが嬉しいので無理やり載せちゃいます。
って！アホの撫で係じゃないですからね！
アホと撫で係ですからね！
『あのおっさんのアホさ加減にも困ったもんだね』
何でかわからないけど、カケちゃんに呆れられてしまいました。
顔を出してくれたナッちゃん。
またお休みになっています。
ナッちゃん、撫でたら痩せてきているのがわかっちゃって…
心配です。
『ボクが付いて看てるから大丈夫だよ！』
うん、キンちゃん、よろしくお願いしますね。
ナッちゃん、かなり弱ってきているので、現在は栄養満点のお高いフードを食べているそうです。
そのフードの残りにラップをかけてしまっておいたら、ラップを剥がして食べちゃった猫さんがいらっしゃるとか。
『へー、そんな猫が居るんだ』
そうなんですよ。
純平くん、知りませんか？
『俺様はな～んにも知らないからね』
ふ～ん、そうか。知らないんだ。
嘘をつくと右手をギュッと握り締める癖がある純平くんなのでございました。
さて、日が暮れてまいりました。
ナッちゃんが心配ですが…こればかりは本猫の問題。
頑張れなんて言えません。
でも…ナッちゃんの事だから頑張っちゃうんだろうなぁ。
なんとか回復を祈ります！
さて、ダーッと移動してナッちゃんの回復を祈りながらグラスを傾けるとしましょうか。
でも、その前に一風呂浴びに行きましょう。
次回は猫の居る銭湯のご紹介です。
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