週末の赤茄子猫さんズ・中編　《江古田の猫居酒屋・赤茄子》

週末の赤茄子さん。

グラスを傾けていると、小さい物体が足元…
いや、膝の上を駆け抜けて行きました！

はじめまして。
君は誰だい？

とりあえず、君の瞳に乾杯！しておきましょうか。

この子は里親募集の仔猫さん。
募集の間、赤茄子さんが一時預かりしているそうです。
名前は何と言うんでしょう？
「情が移るから名前付けていないんですよ」

人を怖がらず物おじしないチビちゃん。

何にでも興味津々で、遊び回っています。

遊んだ後はケージの中で一休み。

でも、またすぐ起きて走り回るチビちゃん。

チビちゃん、カウンターに乗ろうとしたら…
「こらっ！まこちゃん！乗っちゃダメ！」
名前…付いてんじゃん！

では、まこちゃん。
プラチナストラップデビューしてもらいましょうかね。
『はーい！』

立ち上がってじゃれてくれるまこちゃん。

『あ、でもあっちの方が面白そう』

他のお客さんが動かすおもちゃに気を取られるまこちゃん。

『あっちに行こうっと』

また走り回ります。

でも、すぐに常連さんに捕まっちゃう。
『離してよー！』

『あ、あっちのお客さんが遊んでくれそう』

他の猫さんたちが寝ているから、まこちゃん余計大人気ですねぇ。

一杯遊んだ後は、またケージに戻ります。
『今から大仕事するから邪魔しちゃダメだよ』

大仕事ですか？

なるほど、大仕事ですねぇ。

大仕事をしてコロコロの物を出した後は、また元気で店内を走り回るまこちゃんなのでございました。

おっと、他の猫さん達がようやく起きて来ました。
お仕事する気になったようです。
では、接客していただきましょうかねぇ。

と言う所で、後編に続きます。

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