とある神社。
ドーム状の休憩所の脇に三毛さんがいらっしゃいました。
『ん?なんだい?指なんか出して』
指を出してご挨拶すると匂いを嗅いでくださった三毛さん。
『うん、撫でていいよ』
こちらの三毛さん、指からのお酒臭さは気にならないみたいですね。
『お神酒の匂いをいっぱい嗅いでるからね』
そうですよねぇ。
撫で撫で撫で…
『ん?あんた怪我してるじゃないか』
あ、これは海原茶トランさんにですね…
『あいつは相変わらず乱暴者だねぇ』
指を舐めて傷を癒やしてくれる三毛さん。
『お酒臭さと血の匂いがまったりとしてこれがまた…』
いや、その方向はもういいですから。
『え?いいの?』
はい。今回は美味しんぼごっこは止めておきましょう。
『じゃぁ日向ぼっこの続きをしようかな』
あ、撫でるのはもういいですか。
『日差しが気持ちいいねぇ』
三毛さん、陽だまりの中でのんびりとくつろぐのでございました。
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