『おや?見かけない人が来たね』
右耳カットの黒さん。
見事な円錐形です。
『ご飯の人…じゃないみたいだね』
はい、ご飯の人ではないのですが、写真を撮らせてくださいな。
『何喜んでるんだよ!』
再び匂いを嗅ぎに来てくださった黒さん。
『不っ味~~~~っ』
え?お酒には気を遣っているから(どんな気の遣いようだ)不味くはないと思うんですがねぇ。
『おおっ!これは…』
ふふふ…気持ち良くてビックリしたでしょ?
『指から漂う酒臭さがたまらんぞ!』
ガクっ。
気持ち良すぎてたまらないのかと思ったのに。
『まぁそんなにガックリしないで、酒臭くないように撫でなさい』
はい。
では首を撫で撫で…
『だってさぁ、酒臭さは変わらないんだもん』
わかりましたよ。
わかったから、そんなに酒臭いを連発しないでくださいな。
『撫でられるのは気持ちいいんだけどなぁ』
そうでしょう、そうでしょう!
『酒臭いんだよ~~~~~っ!』
う…今日はまだ呑んでいないんですけどねぇ。
昨日のお酒の匂いが残っていたかなぁ。
『あ、もしかして気を悪くした?』
いやいや、そんな事ないですよ。
『行灯油の匂いなら良かったんだけどねぇ』
ペロ~リペロリと油を舐めるような顔はやめてください。
『あ、失礼しました』
いっぱい撫でさせてくださった、人懐こい黒さん。
どうやら、ご飯待ちだったようです。
美味しいご飯をもらってくださいね!
そうご挨拶して黒さんとお別れした自分でございました。
明日の更新はちょっと遅れると思いますです。
申し訳ございません。
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