膝の奪い合い ~2月下旬の丸吉猫さんズ・後編~ | 街を歩けば そこに猫

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代休を取った平日、立石に遊びに来ています。

モツ焼き屋さんで一杯やって、丸吉玩具店さんに戻ってまいりました。
レジ台の下では、キンちゃんがストーブにあたりながらお休み中。

キンちゃんはちゃんとストーブから距離をとっているので、焦げる事はないですね。

お魚を貰って食べるキンちゃん。

ん?後ろをのそのそ歩いてくる影がありますね。

『撫で係!待ちわびたぞ!早く座りなさい!』

お店の奥に居たのに、自分が来たらお店に出てきた純平くん。
なんで分かるんだろう?
ま、いいか。椅子に座りますか。

『よし。んじゃ乗るからな』

膝に乗ってきた純平くん。
ズシリ!

『さぁ、俺様を撫でなさい!』

膝の上で命令してくる、焦げた重石。

『うんうん、気持ちいいねぇ♪』

いつも通り目を細めて気持ち良さそうなお顔をしてくれる純平くん。

『あ、純平が膝に乗ってる!』

お魚を食べ終わったキンちゃんが純平を見上げます。

『ボクも乗る!』『キンちゃんダメだよ~』

レジ台に登ったキンちゃん。

『ほら、純平どいて』

キンちゃん、純平くんを無理やりどかして…

自分の膝の上に。

う~ん…純平くんに比べてなんという軽さ!

『さ、撫でてくださいな』

軽石に撫でる事を強要される自分。

撫でると、ウトウトしてしまうキンちゃんなのでございました。

いっぱい撫でたら…

『また暖かい所で寝るね』

ストーブの前に戻って行ったキンちゃん。

キンちゃんが降りて開いた膝に…
『よし、キンちゃんいなくなったな!』

すかさず純平くんが乗ってきます。

ズシリ!

また重石を乗せる拷問が…

『ほら、文句を言わず撫でる!』

はいはい、撫でますよ。
純平くん、力が抜けて余計重くなってきているような…

とまぁ、淳平くんをいっぱい撫でさせていただきまして。
足がしびれてきたので、そろそろ帰るとしましょうか。

『なんだよ、もう帰るのかよ』

オコゲの修繕をしながら文句を言う純平くん。

はい、帰りますよ。
その前にちょっと突っ込んでおきましょう。
お腹の事をね!

『お腹?こんなにスマートじゃないか!』

まるで狸の置物のようにプラ~ンプラ~ン揺れる物(物が違いますが)を見せながら、スマートと言い張る純平くん。
ちょっとはダイエットしようよ。
ねぇ、キンちゃん。

とキンちゃんに聞いてみても…
キンちゃんは熟睡されていたのでござました。

丸吉玩具店さん、猫さん達。
いつもありがとうございます。
またおじゃました時も、重石を乗せて頑張りますからよろしくおねがいしますね。

さて、次回からは…
またまた猫酒場放浪記。
ちょっと久々になった、あのお店の猫さん達をご紹介していくとしましょう。

 

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