東京(西の方) | 街を歩けば そこに猫 - Part 5のブログ記事

とある暗渠の緑道。

遠くに白黒さんの姿を見かけました。
『こっちに行こうかな』

『やっぱりこっちに行こう』

近寄ってみると、茂みに隠れちゃった白黒さん。

残念。
と、しばし歩いて振り返ると…

『やっぱりこっち側の方にしようっと』

また緑道に出てきました。

『う~ん…でも…やっぱりあっちかなぁ』

しばし悩んだ白黒さん。

『うん、やっっぱりこっちだ』

悩んだ挙句、向かって左側に入って行ったのでございます。
何が白黒さんをこんなに悩ませていたのか?
それは謎のままでした。

写真が少ないのでもう一匹。

今度は路地で茶トラさんを発見。

『今日はどこをパトロールしようかなぁ』

『あっ!面白い顔のおっさん発見!』

『あの顔には近寄らない方がいいな』

『こっちに行こうっと』

茶トラさん、手前のお宅に入って行ったのでございました。

 

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とあるお宅の前に猫さんがいらっしゃいました。

門番のお仕事をしてらっしゃるようです。

『あぁ気持ちいいなぁ。眠いなぁ…』

うつらうつらする猫さん。
門番ではないのでしょうか?

『おっと、そこから近寄るなよ』

『それ以上近づいたら、家の人に連絡するからね』

あ、やっぱり門番の仕事していたんだ。

『ホントにもう…三食昼寝付きどころか寝ているだけでいい仕事だって聞いてたのに…』

『こんなおっさんもやって来るしさぁ。おちおち寝ていられない』

いや、門番なら寝ていちゃダメでしょう!
それとも単に門の前で寝ていただけなのですか?

『ちゃんと門番の仕事なの!早くここから立ち去りなさい!』

急に門番の仕事に(文字通り)目覚めてしまった猫さん。
通りすがりのおっさんを追い払うのでございました。

立ち去りますから…
三食昼寝どころかいつも寝ているお仕事、がんばってくださいね♪

 

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とある暗渠となった川を散歩中。

猫さんとお会いしました。

『ご飯を待っていたら、知らない人が来ちゃったね』

まず茶白さんが目に入りましたが、奥にキジ白さんもいらっしゃいますね。

さらにキジさんも出現。

『あんた美味しい物持ってる?持っていない?』

『この顔は美味しい物なんか持っていなさそうだよ』

『この顔、回ってきた回覧板で見た事あるよ。ハズレのおっさんに違いないよ』

猫さんの間で回覧板?
その回覧板にハズレのおっさんの事が書いてあったの?
う~む…猫さんの世界には自分がまだまだ知らない事が多いですなぁ。

『ハズレのおっさんをからかいながら、ご飯が出てくるのを待つとしようよ』
『うん、いい暇つぶしになりそうだね』

『ボクはこんなおっさんでヒマつぶしたくないなぁ』

歩き出した茶白さん。

『あっちで毛繕いでもして、ご飯待とうっと』

ガレージに目をやると…

別のキジさんが現れました。
『ご飯なの?』『違うよ、ハズレのおっさんを見て暇つぶしてるんだよ』

『あ、これ食べられそう』
『それはゴミだから食べちゃダメだよ』

『不味~~~~っ!』

後から出てきたキジさん、ゴミを思わず口に入れてしまったようです。
ん?奥にもう一匹猫さんがいらっしゃるようですが…
お顔を見せてもらえませんねぇ。

『ねぇねぇハズレのおっさん。本当に何も持っていないハズレなの?』

後から出てきたキジさん、自分に問いかけます。

はい、本当に何も持っていないハズレです。

『なんだよぉ。回覧板に書いてあった通りか』

このキジさんも、しっかり回覧板見ていたんですね。
どういうこと書かれていたのか見てみたいなぁ。

『見せてやんないよ!ハズレのおっさんはあっち行け!キックキックキック』

自分、キジさんには嫌われてしまったようですなぁ。

『ハズレのおっさんが来てるんだって?どんな奴なの?』

今度は黒さんが現れました。

『ほう、これがハズレのおっさん。回覧板に書いてあったとおり、貧相で面白い顔だ』

ホント、どういう風に書かれていたんでしょうねぇ?
回覧板、見たいなぁ。

『猫にしか読めない文字で書かれているから、人間にはわからないよ』

『しかしまぁ、ご飯の期待せずに見ると、ハズレのおっさんも面白いもんだなぁ』

とてもひどい事を言われているような気がします。

そして、ガレージの奥に居たもう一匹の猫さんも表に出てきました。

君はこっちを見ないんですか?

『ハズレのおっさんなんかに興味無いも~ん』

興味が無いのもちょっと寂しい感じがしますなぁ。
って、かなりわがままな自分。

『さ、もうすぐお父さんが帰ってくるよ♪』

『ほら、帰ってきた!もうすぐご飯だ♪』

『と言う訳で、ご飯の時間になりますのでハズレのおっさんはお引き取りください』

ヒマつぶしの材料にされたハズレのおっさんは、あっさりと追い払われるのでございました。

ここの猫さん達、耳カットされてこのお宅でお世話されているようです。
ハズレのおっさんはこれで退散します。
暗渠猫さん達、お元気で。

 

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とある猫路地に来ています。

キジ白さんがネコジャラシで遊び始めました。

6時5分発ズタボロ列車です。
重い荷物は積めません。
って、猫さんとは何の関係もありませんが。

ネコジャラシをチョイチョイするキジ白さん。

咥えてポーンと放り投げて…

ナイスキャッチ!

『おっと!落とさないよ~』

って、落ちてますがな。

『あ、落ちちゃってた』
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『でも、すぐに咥えるもんね♪』

『あ、手から落ちちゃった』

『なんの!落とさないぞ!』

ずっと一人で遊び続けます。

『あの子は一人遊びが好きだからねぇ』

相変わらず上から見下ろしている白黒さん。

『ふぅ、飽きちゃった』

飽きたって…横にそんなにあるのに?

『お腹減ったからご飯食べに行こうっと』

『ご飯もう少し待ちなさいって言われちゃった』

ちょっとガッカリのキジ白さん。

『みんな集まったらご飯だから待ってなってさ』

麦わらさんがキジ白さんに声をかけるのでございました。

今回も路地猫さんを堪能させて頂きました♪
猫さん達、お世話してくださった居る方々、ありがとうございました。

路地猫さんを堪能した後は、角打ちで一杯二杯。

お酒を消化するよりも、山盛りポップコーンを消化するのに苦労したりしまして。

酔いざましにご近所を散歩すると…
白い靴下を履いた猫さんと遭遇。

おや?9年秋にお会いした白黒さんではないですか!
あの肉の肉屋さんが閉店してどうしたかと思ったけど…
お元気だったのですね!
良かった良かった♪

『4年前の事なんて覚えていないよ』

白靴下を履いた白いヒゲの猫さん、すぐに隙間に入って行ってしまったのでございました。

でも、以前お会いした猫さんと数年ぶりにお会いできると嬉しいですね!
これからもお元気でお過ごしください。

 

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とある猫路地に来ています。

茶白さんが尻尾を立てて現れました。
『ご飯かな?』

『ボス!そいつはご飯の人じゃないよ。ハズレだよ!』

屋根の上から白黒さんが声をかけます。

『え?ハズレなの?』

いつの間にか屋根の上から降りてきていたキジ白さんがビックリ顔。

『よく見たら…確かにハズレって顔してるなぁ』

ハズレって顔してるって…
どんな顔なんですか!

『そんな顔だよ~』

『よ~く鏡見てみな』

鏡がないから携帯のカメラを自己撮りにして…
なるほど、こんな顔がハズレの顔なんですね。
って、納得してどうする!

『で…このハズレ顔のおっさん、ホントにハズレなのか?』

『そっか、ハズレかぁ』

『確かに、顔にハズレって書いてあるもんな』

え?顔にハズレって書いてある?
携帯のカメラを自己撮りにして見てみますが…
書いてありませんよ!

『猫には見えるんだよ!特にこの不思議なオッドアイで見ると丸見え』

そう、この茶白さんの目。
片目が不自由なのではなくちゃんと見えているとか。
オッドアイの一種だそうです。

『オッドアイじゃなくても、ちゃんとハズレって見えるけどね』

またまた見下したようにして白黒さんがおっしゃいました。

『ハズレのおっさん、ガッカリしていないで撫でてよ』

キジさんが慰めてくれました。
うん、ハズレだけど撫でさせてもらうね。

喉も撫でさせて頂きます♪

ゴロ~ンとして気持良さそうにしてくれるキジさん。

『ご飯をくれないのはハズレだけど、撫で方は大当たりだったよ♪』

またまた慰めの言葉をキジさんから頂いた自分でございました。

この猫路地の写真、まだ続きます。
次回はキジ白さんの一人遊びの様子をお届けします。

 

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以前にも来た事がある猫路地にやってまいりました。

キジさんが寝転んでいます。

『おや?お客さんだね?』

立ち上がったキジさん。

♪パパンがパン!あ、そ~れ

ん?何か聞こえてきましたね。

♪だ~れがころした クックロビン♪

あれまぁ、懐かしのクックロビン音頭じゃないですか!

『誰がへちゃむくれの潰れあんまんだって?』

いやいや、そんな事言っていませんよ。
むしろあっちの方でしょう?
美少年キラーのニャンコランさん!

『ニャンコラン?そんなかっこ良くないよ。タマネギくん』

いや、自分もタマネギじゃないですから。
なんて言いつつも…

『お~い、マライヒ!ご飯作らなくていいからこっちに来なさい』

その気になっているニャンコランさんでございました。

『で…パタリロネタはまだ続くの?』

いや、ネタが続かないので、ここまでと言う事で。

『なんだ、次は猫間天狗かスーパーキャットになってやろうかと思ったのに』

結構その気のようだったキジさん。

座って何かを見つめています。

視線の先には…

三毛さんが居らっしゃいました。

あ、もうパタリロネタがやりませんからね。
足を伸ばしたポーズとクックロビン音頭を絡めたかっただけですから。

座り込んだ三毛さん。

たしかこの三毛さんは人見知りだったはず。

『向こうに行こうかと思ったけど、やっぱりやめた』

う~む、やはり人見知りなんですねぇ。

視線を上にやると…
屋根の上にキジ白さんが居らっしゃいます。

『ん?気持よく寝ているんだから邪魔しないように』

邪魔したくてもそこまで行けないですからねぇ。

さらに横の屋根には白黒さんの姿も。

『なんでここがわかったんだ!』

そりゃもう!猫レーダーのおかげですよ!

『う~む…ニンゲンの猫レーダー、恐るべし!』

って、実はお世話されている方から教えてもらったんですけどね。

『なんだ。ニンゲンの猫レーダーも大した事ないね』

おもいっきり見下ろす白黒さん。

さらにその近くの猫ハウスの中には、別のキジさんもいらっしゃったのでございました。

と言う感じで猫さんといっぱいお会いできた、この猫路地。
次回に続きます。

 

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とある街。

塀の横にキジさんがいらっしゃいました。

『この枝の角が好き♪』

枝にスリスリするキジさん。

『気持いいなぁ♪』

うっとりした表情をしてらっしゃいます。

『もしかして…あんた見てた?』

あ、今頃気づかれたようですね。
しっかり見ていましたよ。

『恥ずかし~っ!』

走りだしたキジさん。

道路をタッタカ走って…

角を曲がって消えて行ったのでございます。

消えて行ったけど、追いかけてしまった自分。

『ふぅ、ここまでくれば大丈夫かな?』

いや、大丈夫じゃないですよ。
追いかけてますよ。

『変な所見られちゃったなぁ』

一息ついたキジさんですが…
自分に気がついて、車の陰に隠れてしまったのでございます。
さすはにそこは敷地内なので追いかけられない自分でございました。

キジさんが隠れた後、振り返ると…
マーブル白さんが道路を歩いてるのを見つけました。

塀に登ったマーブル白さん。
『急に後に居るからビックリしたよ!』

怒られてしまう自分。

『ねぇねぇ、塀の上で何やってるの?』

別のマーブルさんがやって来ました。

『あれ?見かけない人が居るよ』

『そいつに背後取られたから塀の上に乗ってんだよ』

『そうなの?ボクも逃げた方がいい?』

『逃げた方がいいぞーっ!』
マーブルさん、逃げて行っちゃいました。

『マーブルの写真は撮らせないからな!』

塀の上で睨みをきかせるマーブル白さん。
弟を守るお兄ちゃんといった感じでしょうか?
まぁ暗くなってきたから、写真撮るのも諦めてきてるんでいいんですけどね。

そして逃げたマーブルさんは…
『悪い人には見えないんだけどなぁ。お兄ちゃんが言うから逃げておこうっと』

家の隙間に入って行ってしまったのでございます。

アホとは違って、とても可愛い感じのマーブルさん。
もうちょっと近くで拝見したかったのですが…残念です。

『アホって言う奴がアホなんだぞ!』
遥か遠くから何か聞こえた気がしますが…
気のせいにしておきましょう。

 

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とある街。

不動産屋さんの前にキジ白さんがいらっしゃいました。
『安いよ安いよ!家が安いよ!部屋が安いよ!』

不動産屋さんの呼び込みは、ちょっと不思議な感じがしますねぇ。

キジ白さんも不自然だと感じたのか、居酒屋さんの前に移動です。

『お仕事の前に身繕いして…と』

『発声練習!あ~あ~…』

『準備よしっ!』

『その前にちょっと練習。美味しいお酒にお魚、安いよ~』

『よし、本番!美味しいよ!いらっしゃい!』

『お?そこの兄さん、一杯やっていかないかい?』

あいにく行くお店が決まっておりまして。
今度また来てみますね。
それにしてもキジ白さん。
熱心に呼び込みして、仕事熱心ですねぇ。

『ここのまかないが絶品なんでね!今日はマグロかな?カツオかな?』

呼び込みのお仕事中に、今日のまかないを想像してうっとりしてしまうキジ白さんなのでございました。

このキジ白さんも耳カット猫さん。
この辺りで可愛がられているんでしょうね。
美味しい賄いが貰えるのも、もうすぐですよ♪

 

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とある街の、とある空き地。

座っている茶白さんと遭遇しました。

右耳の先がカットされていますから男の子でしょうか?

なかなかの美猫さんですね♪

『ありがとう♪』

ニッコリしてくださった茶白さん。

『さて…ご飯の人はまだだけど…』

『写真撮ってるって事は、おやつくらいは出てくるよね?』

『何が出てくるかな?カツオかな♪マグロかな♪マタタビかな♪』

いや…期待している所申し訳ないのですが…
何も出て来ないのですよ。

『またまたぁ。その背負ってるバッグの中にいっぱい入ってるんだろ?』

茶白さん、こちらに近寄ってきます。

『カツオ節とか、マタタビとか、いっぱい入ってるんだろうなぁ♪』

いや、近寄って来られてもですね。
バッグの中にはレンズと汗ふき用のタオルがいっぱい入っているだけなんですよ。

『なんですと!?』

『これだけ写真撮っているのに何も出さないとは…』

『あんた噂のハズレのおっさんだね?』

はい!そうです!
ハズレのおっさんです!
(猫の世界で噂が流れているので、もはや開き直っているようです)

『やったぁっ!大正解♪』

『って、喜んでる場合じゃないよ』

『ハズレのおっさんだったら用はない!可愛い表情して損しちゃった』

茶白さん、踵を返して空き地の奥へ行ってしまったのでございました。

 

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とある暗渠差散歩中。

前を黒さんが歩いているのに気付きました。

近寄ると暗渠から外れてあじさいの下を通って行った黒さん。

耳先カットなのか、歴戦の勇者なのか?
耳がギザギザになっている黒さん。

何とかお顔を拝見できませんかねぇ。

『なんだよ、うるさいな…って…
うわっ!変な顔!』

ハグハグハグハグ…

急に草を食べ始めた黒さん。

ムシャムシャムシャムシャ…

『ふぅ、これで変な顔を見た胸焼けが治ったよ』

黒さん、そのまま奥に隠れてしまいそうです。
なんとか正面のお顔を見せて下さいませんかねぇ?

『しつこいやつだな!』

最後にまん丸お顔を見せてくださった黒さん♪
『あ…また胸焼けが…』
別の草を食べに奥へ行っちゃったのでございました。

おまけ。
黒さんに胸焼けさせた後、しばらく歩くと…
自転車の前に見えるのは、うずくまっている猫さんじゃないですか?

近寄ってみたら…

石でした。

シオシオのパー

 

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