夢の猫本屋ができるまで | 街を歩けば そこに猫のブログ記事

2018年7月27日(金)、三軒茶屋近くの猫だらけの本屋Cat’sMeowBooks(キャッツミャウブックス)さんで開催された『夢の猫本屋ができるまで』刊行記念トークの様子をお届けしております。

トーク中も『私が主役!』とばかりに居座る読太さん。

編集の高梨さんが取り出した白い本。
束見本と言われる”実際の製本時と同じ紙で製作された見本”だそうです。
「束見本、見られなかったんですよね」ボソッと安村さん。

続いてトークショー限定、表紙候補を公開!

この4つの中から発売された表紙が決まったそうです。

決定した表紙のレジにいるのは奥様の真澄さん。
いい感じでブレるまで何度もクルクル回ったという裏話も披露されました。

『私達の裏話はないのかな?』

う~ん…鈴さん達の話は本に書いてありますからねぇ。

『そっか、本に書いてあるならいいや』

それはいいけど、膝の上で毛づくろいしないでくださいな。

『毛づくろいがダメなら…バリバリバリっ!』

こらこら、Tシャツで爪とぎしない!
なんて鈴さんをかまっていると…

「夢という言葉は入れたくなかった。バカっぽくて」と安村さんのトーク。

『ビール呑みながら猫を膝に乗せてニヤニヤしてる中年の方がバカっぽく見えるよねぇ』

鈴さん、それは…褒め言葉と受け取っておきましょう!

猫店員専用デスクでは、熟睡するチョボ六さん。

トークを聞きながら、ど真ん中で眠る読太さん。

この後、トークは本に関わる事について脱線していきます。
「Amazonの紹介は1300文字。だから詳しく説明できる」
「裏表紙のコードは分類も意味している」
などなど。
ちなみに”夢の猫本屋ができるまで”は「日本文学、評論、随筆、その他」に分類されているそうです。
とは言っても、どの本をどのジャンルに置くかは本屋さんの自由。
「猫の本って本屋さんによってあちこちに置かれるんですよね」と安村さん。
そこにお客さんから「どこにでもあるのは”猫”だから」とナイスツッコミが入りました!
安村さん自身”夢の猫本屋ができるまで”はノンフィクションの棚に入れて欲しいそうです。

『そろそろイベントも終わり?』

店員さん達が起き始めました。

チョボ六さんはキャットウォークへ…

ピョン!

『ねぇねぇ、それなぁに?』

Cat’sMeowBooksさんでの購入特典缶バッジに興味を示す読太さん。

『あ、あっちに鈴がいる』

自分お膝から降りた鈴さん。
キャットウォークからお客さんを見下ろしています。

『もうすぐトーク終わりみたいだよ』
『そしたらご飯だね』

ソワソワし始めた猫店員さん達。

最後は安村さん。
「”夢の”なんて付くと恥ずかしいけど、これを読んでもっと頭のおかしい人が出てきてくれたら嬉しい」
と締めて刊行記念トークは終了。

その言葉を安村さんの上でじっと聞いていた読太さん。

『ねぇ、ご飯まだ?』

猫さん達はご飯待ちタイムに入ってしまったようです。

トークも終了したし、Cat’sMeowBooksさんを後にするとしましょうか。
と思った所で、著者の井上理津子さんが来店!

サインをいただきました!

井上さんのお話も少し聞かせていただき、大満足のトークショーでした。
猫好き、本好き、本屋好きが集まったトークショー(一部ビール好きも)
面白かったです!
Cat’sMeowBooksさん、ホーム社の高梨さん、著者の井上さん、参加者の皆さん、ありがとうございました!

『夢の猫本屋ができるまで Cat’s Meow Books』特設ページには他の刊行記念イベントも告知されています。
皆さんも参加してみてはいかがでしょう?

 

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2018年7月27日(金)、代休を取った日の夕方。
やってきたのは三軒茶屋近くの猫だらけの本屋Cat’sMeowBooks(キャッツミャウブックス)さん。

前日発売されたばかりの『夢の猫本屋ができるまで』刊行記念トークを聞きにまいりました。

夢の猫本屋で『夢の猫本屋ができるまで』を購入して、奥のイベントスペースへ。

ドリンクセットもあったので、当然のように大ジョッキを。
えっと…自分のためでしょうか?

トークには15人のお客様が集まり、イベント好きの読太さんがいつものようにテーブルの上に鎮座。

鈴さんはクッションの上で毛づくろい。

トーク開始までにはチョボ六さんも登場。

キャットウォークを降りて…

鈴さんの隣に。

さつきさんは、ちゃっかり椅子をキープしています。

『お客さん、集まったかな?』

集まったみたいですね。

『んじゃ、刊行記念トーク始まるよ』

読太さん、本の上で伸びをしたら怒られるでしょうが。

猫本だらけの猫がいる本屋Cat’sMeowBooksさんのニンゲン店長・安村さんと『夢の猫本屋ができるまで』の編集者・高梨さんとのトーク開始です。

まずホーム社ってどんな会社?って話から。
重役も含め猫好き社員が多い”ガチ猫好き会社”との事。
2017年6月に本書の企画が持ち上がり、最初は年内に発刊予定だったけど、いい本にしようと発刊が伸びた。
「どうせならオープン1周年の8/8に発売したかった」と安村さん。
でも、出版会の大人の事情で7/26発売となったそうです。

ライターさんは本屋さん全般の知識のある人で、あえて猫好きではない人。
という事で犬派の井上理津子さんに決まったとか。
著者の井上さんは「ポイントポイントの言葉を使い、実際に使っていない言葉は絶対文字にしない人』だそうです。

トークの間も視界の端をうろつく読太さん。

ここで改めて刊行記念の乾杯!

本書にはCat’sMeowBooksさんの売上と損益も公開されています。
「数字を全部出しちゃったので他の本屋に行けなくなりました」
笑いながら話す安村さん。

本屋を起業するためのビジネス書のように受け止められますが
「自分で商売したい人の教科書ではなく、参考書にして欲しい。だから細かい数字が必要」
と編集の高梨さん。

本好き、本屋好きの方も集まったイベントなので、トーク内容をメモする方も多数いらっしゃいました。
その邪魔をする読太さん。

「保護猫関連は、ちょっといい話として引っかかってくる。うちの母にも勧めやすい」
と高梨さん。

読太さんが自慢げに写り込みます。

トークを聞きながら猫店員デスクを見ると…

さつきさんもやってきましたね。

さつきさんに追い出された鈴さん。
じっと客席を見つめます。

これはもしかして…
と思って、鈴さんに膝を出してみると…

鈴さん、膝に乗ってきてくださいました♪

膝に乗った鈴さんを撫でながらトークを聞く自分。

さつきさんとチョボ六さんも猫店員専用デスクでトークを聞いています。

「本が出たので一旦区切りができた。次は何をどうするか?悩むところ」と安村さん。
「本のタイトル”夢の猫本屋ができるまで”は開店して終わりではなく、できるまでまだまだ続くよって意味が込められているんですよ」と高梨さん。
「え?そうなんですか?」驚いて更に悩む安村さん。

鈴さんを膝に乗せビールを呑み、そんなトークを聞きながら…
後編に続きます。

 

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昨年8月のオープン以来、自分も月イチペースでお邪魔しているCat’sMeowBooks(キャッツミャウブックス)さん。
そのCat’sMeowBooksさんの開業まで、そしてオープンしてからの半年が書かれた本
『夢の猫本屋ができるまで Cat’sMeowBooks』
が2018年7月26日に発売されました。

帯に読太さんがいらっしゃいます。

カバーを見るとビジネス書っぽいアオリが。

起業を目指す人へ進める一冊のように感じますが…
読んでみると、店主の安村さんがCat’sMeowBooksを開店するまでの奮戦記。
お店を知っているからなのかもしれませんが、「これはそうだったのか」とか「この話は知ってる」とか楽しく読ませていただきました。

著者は”犬派”の井上理津子さん。
本のあちこちに『私は犬派だが』という言葉が出てきて、犬好きの目線から猫だらけの本屋を取材しているのがまた面白いですね。

本を紹介し合うビブリオバトルから開業決意への経緯。
店長猫さんである三郎さんの事、そこからの保護猫さんへの想い。
企業としての利益で猫を助けたいLOVE&Co.さんとの関係。
永遠の番頭猫・ごましおさんとの出会いと別れ。
クラウドファンティングを利用した資金集め。店舗のリノベーション。
イラストロゴの商標登録。
りんご猫(猫エイズキャリア)4匹の店員猫さん達のお迎え。
『本屋をやりたい』だけではなく本屋さんに何をかける(乗算)のか?
すべては『本屋×猫(&ビール)』と言う核があるからこそできてきたんだなぁ。
本屋さんと猫、この2つ核がいろんな縁を呼び広がっていく。
安村さんの強い想いを読み取れました。

本書にはオープン後の様子、イベント風景、さらに収支までも公開されています。
猫に興味がなかった著者の井上さんの猫に関する発見、猫好きのお客さんと話して驚いた事や感想が散りばめられているのも面白いです。
自分自身、猫に関わるようになったのはまだ10年ほど。
10年前は猫に同接したらいいかもわからず、井上さんと同じような事を思っていたのを思い出しニヤニヤしながら読んでしまいました。

自分はネットでCat’sMeowBooksさんのクラウドファンティングを知り支援。
初めての訪問はオープン直後の8月11日。
そこから月イチペースで猫本を買いに…と言うよりも、本を読みながらビールを呑んで店員猫さんを眺めにお邪魔しています。
だからCat’sMeowBooksさんには多少の思い入れもあり、じっくりと楽しく本書を読みました。
Cat’sMeowBooksさんを知らない方が読んだら、どういう感想を持つのだろう?
それも楽しみなので、訪問していても経緯を知らない方、訪問したことがない方に勧めて読んでもらって感想を聞きたいなぁと思っています。

カバー裏表紙にはチョボ六さんの写真。

表紙の帯を取ると、鈴さんの写真が。

帯の読太さんの写真と見比べると、二匹の違いが…やっぱり写真じゃよくわかりませんね。

発行元のホーム社さんのHPには特設サイトも設置されています。
本書に掲載されなかった写真もありとの事で、こちらのサイトもお楽しみください。
お盆休み期間、Cat’sMeowBooksさんは混み合うと思いますが…
でも、やっぱりこの本はCat’sMeowBooksさんで購入して欲しいなぁ。
なんて思う自分でございました。

さて、本書が発売されたよく7月27日。
刊行記念トークがCat’sMeowBooksさんで開かれました。
自分も参加してまいりましたので、次回からはその様子をお届けするとしましょう。

 

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