東京(真ん中あたり) | 街を歩けば そこに猫 - Part 12のブログ記事

とある路地。
ビルの隙間に猫さんのお食事場所がありました。

奥には猫さんの姿も見えます。

黒いネクタイをした猫さん。

奥でご飯待ちをしているみたいですね。

気配を感じて振り向くと、別の白黒さんもいらっしゃいました。

『なんだ、ご飯の人じゃないのか』

『もうすぐご飯なんだから、そこに居ると邪魔だよ』

『ほら、さっさとどっかに行っておくれ』

『早くご飯の人が来ないかなぁ。お腹減っちゃった』

ご飯の邪魔をしないように立ち去ろうとすると…

さらにキジ白さんも現れました。

『あれ?ご飯の人じゃないね』

『なんか持っていないの?』

ごめんなさい、何も持っていないんです。
キジ白さんにもゴメンナサイして、この場を離れます。

しばらくして戻ってくると…
ちょうどご飯タイムの真っ最中。

『今日のご飯も美味しいよ!』

白黒さん達、満足そうですねぇ。

あれ?キジ白さんは食べないんですか?

『ボクは下っ端だから、先輩達が食べた後じゃないともらえないの』

白黒さん達のお食事が終わるまで、ジッと待つキジ白さんなのでございました。
早くみんなと一緒にご飯食べられるといいね!

 

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とある路地。
猫さんの姿を見かけました。

ご飯待ちでしょうか?

ん?近くにも気配を感じます。
右を見てみると…
『しまった!見つかった』

『姐さんに報告しに行こう』

トコトコ歩いて行く尻尾の短いキジ白さん。

向こうからは尻尾が長いキジ白さんが歩いて来ます。

『姐さん、ご飯の人じゃない人が来ましたよ』

『なんだい、あの人はハズレだって言うのかい?』
『どう見たってハズレって顔でしょ!』

こらこら、ひそひそ話が聞こえていますよ!

『まぁねぇ、あの顔はどう見てもハズレだけど…』

『猫の事は好きそうな顔してるよねぇ』

『どれ、ちょっと確認しに行ってみようか』

自分に寄ってきてくれた、尻尾の長いキジ白さん。

『ほら、ちょっと撫でてみなさいよ』

あ、はい。撫でさせて頂きますね。

撫で撫で撫で…

尻尾にピントが合っちゃった。

『なかなか良い撫で方するじゃない』

『このおっさん、食べ物持っていないけど撫でるのは上手いよ。撫でてもらいな』

『いやぁ、知らないおっさんになでられるのはちょっと…』

『黒はどうだい?撫でさせてやりなよ』

『え?撫でられるよりご飯がいいなぁ』

『そっちの黒は?』

『ご飯だと思って出てきたのに…おっさんには用はないです』

あらら、やはり皆さんご飯待ち。
食べ物を持っていないハズレのおっさんには用は無いようです。

『ごめんね。みんなご飯に集中したいんでね。また来た時に撫でさせてあげるから』

これからご飯の猫さん達。おじゃましては悪いですからね。
この路地から立ち去る自分。
そんな自分を、尻尾の長いキジ白さんが見送ってくださったのでございました。

 

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とある路地。
またまた白さんの姿を見かけました。

茶トラさんもいらっしゃいますね。
『見かけない人が来たぞ』

『ちょっと隠れるとしよう』

自転車の影に隠れた茶トラさん。
って、全然隠れていませんがね。

『ふふふ完璧!これなら見つかるまい』

いや、まるわかりですよ!

『しっかり見つかってるよ』

呆れる白さん。

おや?この白さん。オッドアイさんではないですか!

通行人の方にお話を伺ったのですが、この近くのお寺の本堂をねぐらとしていて、人気者の猫さんだそうです。

『いやぁ、人気者だなんて…』

照れて向こうに行っちゃいました。

いや、そう言わず人気者の写真を撮らせてくださいよ。
『しょうがないねぇ』

ポーズをとってくださった所をパチリ♪

ラブリーな八の字眉毛にオッドアイ。

人気者になるのも当然ですねぇ。

『おだてても何も出ないからね!』

イカ耳になってしまったオッドアイさん。

では自分が指を…
と思ったら、奥に行ってしまいました。

座っている姿がまたかわいい♪

オッドアイさん、その後茶トラさんと一緒に遊びながら隙間に消えて行ったのでございます。

この路地からしばらく歩くと…
また白さんが!

車のチェックをしています。

『この辺りがちょっとなぁ…』

『チョイチョイ…よしと』

もしかしてこの白さんもオッドアイ?
お顔を拝見したいですねぇ。

『こんな顔だよ!』

金色の目が素敵な白さん。
額の柄も似ていますから、オッドアイさんと血縁なのかもしれません。
そこの所よく聞こうと思ったら…
お顔を見せてくださったらすぐに隙間に隠れてしまったのでございました。
残念。

 

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とある路地を歩いていると…

自転車の横でひなたぼっこする茶白さんとお会いしました。

『何か用?』

はい、猫さんの写真を撮らせてくださいな。

『ふ~ん』

歩き出した茶白さん。

『おっと、お花を踏まないように注意して…と』

咲いているお花を跨ぐ茶白さん。
優しいですねぇ。

優しい茶白さん!
指の匂いでも…あれ?

『指?何それ?』

この指ですよ!

『そんな物嗅がないよ。ひなたぼっこの邪魔だからあっち行ってよ』

茶白さんに追い払われてしまいました。

ガックリして数歩歩くと…
え?ここにも茶白さんの姿が!?

いつの間に移動したのでしょう?

『ちゃんとよく見ろ!』

よく見ると柄が違います。
別猫さんでした。すみません。

誤って数歩歩くと…
またまた茶系の猫さんが!
『居眠りの邪魔だからどっか行ってよ!』

またまた追い払われてガックリして歩く自分。

数歩歩くと…
あれ?さっき寝ていた薄茶さん?

『違うよ~っ!猫違いだよ~っ!』

これまたよく見ると、こちらの薄茶さんは耳カットされている様子。
でも、ちゃんと確認できないまま薄茶さんはお隠れになってしまったのでございます。

なんかこの辺り、茶系の猫さんが多いなぁ。
なんて思いながら歩いていると…
今度は塀の上に茶白さんが!

え~っと…
はじめまして、ですよね?

『初対面だよ。あんたみたいな変な顔、一回見たら忘れないからね』

酷い言われようですね。
なら、そのへんな顔をよく見て下さいよ!

『こら!変な顔を近づけるんじゃない!』

茶白さん、徐々に後ずさって…
日陰に入ってしまいました。
『変な顔には日陰が似合うからね』

どうせおいらは日陰者。
って、日陰者じゃないやい!

と突っ込んだところで…
何故か茶白さんが多かった路地から離れた自分でございました。

 

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とある駐車場。
車止めの向こうに猫さんがいらっしゃいました。

『誰か来たね。ちょっと行ってみよう』

車止めを乗り越えて、こちらにやってくる猫さん。

この猫さんには見覚えがあります。

さくらさんではないですか!

『ねぇ、また撫でてよ』

さくらさん、自分に擦り寄ってきました。

そのまま撫でさせて頂きます♪

『もっと撫でて!』

スリスリしてくるさくらさん。

そのさくらさんを撫で撫で撫で。

『もっともっと撫でて~』

はいはい、撫で撫で撫で♪

『いっぱい撫でてもらって気持ちよかったよ。また撫でに来てね』

はい、もちろんです!またお会いしましょうね。

『さて、次は誰に撫でてもらおうかなぁ』

駐車場で構ってくれる人を待つ、人懐っこいさくらさんでございました。

さくらさんとお別れして少し歩くと…
室外機の上に寝ているハチワレさんとお会いしました。

『なんだあんた?くつろぎの邪魔しないでくれよ』

『うわっ!近づいてきた!』

『逃げろ~っ!』

『追いかけてくるんじゃないぞ!』

人懐っこいさくらさんとは対照的に…
警戒心の強いハチワレさんだったのでございました。

 

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早朝の飲食店街。

道ばたに白黒さんがいらっしゃいました。

『♪まだかな?まだかな~?』

誰かを待っているようですね。
学研のおばちゃんを待っているのでしょうか?

『あっ来た!』

『と思ったら違ってた』

どうやら学研のおばちゃんではなくて、ご飯を持ってきてくれる人を待っているようです。

『やっぱりここじゃダメか』

ガックリして移動し始めた白黒さん。
どこに行くのかな?と思ったら…

『いつもの場所で待とうっと』

お水が用意されている場所に移動して、ご飯の人が来るのを待つのでございました。

白黒さんとお別れして、少し歩くと…
今度は茶白さんとお会いしました。

ここは何度かブログに登場しているとんかつ屋さん

茶白さん、朝ごはんを貰いに来たようですね。

『ご飯食べに来ましたよー』

『早く開けてくださ~い!』

『お腹減っちゃったよ。早くご飯出てこないかなぁ』

『まだですか~っ!』

でも茶白さん、ご飯の容器はあっちにあるんじゃないですか?

『え?』

『あぁ、あれはお水が入っているの。いつでも綺麗なお水が飲めるようにね』

なるほど、外の猫さん用に綺麗なお水が用意されていたのですね。

『さて、今日も美味しいマグロカツ(オ)を食べちゃおうかな♪』

『あっ!来た来た』

お店の方が来て扉を開きます。

『んじゃ、ご飯頂きますね♪』

茶白さん、ご飯を食べる為にお店の中に入って行ったのでございました。

この茶白さん、お会いする度に毛並みが良くなってふっくらとしてきている気がします。
可愛がられているんですね。
これからもお元気で!

 

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とある飲食店街を早朝猫散歩していると…
くつろいでいるキジ白さんにお会いしました。

『なんだね?あんたは』

えっと…朝のおくつろぎ中失礼します。
猫さんの写真を撮っているんですが…

『ふ~ん、写真ねぇ。別にいいけど』

キジ白さん、動じること無く、くつろいだままです。

ちょっと指を出してみましょう。

嫌がらないので、そのまま撫でさせて頂きます♪

『はいはい、これで満足したかい?』

『ほら、他の猫の写真も撮ってきな』

写真を撮られても撫でられても動かなかったキジ白さん。

のんびりとくつろぎ続けるのでございました。

もしかしたら、朝顔の観察をしていたのかも。

キジ白さんとお別れして少し歩くと…

今度は三毛さんとお会いしました。

『ようやく来たわね』

『早くご飯をちょうだい!』

いや、ご飯の人じゃないんですけど…

『え?そういえば見かけない顔だわ』

ご飯は出ませんが、指は出…
『そんなの要らない!』

プイッと横を向いて隙間に向かった三毛さん。

『ご飯待ちの邪魔しないでちょうだいな』

『早くいつもの人が来ないかねぇ』

横になって自分を睨みながら…
いつものご飯の人を待つ三毛さんなのでございました。

 

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前回と同じ場所を別の日に訪問してみました。

麦わらさん、今度は室外機の下にいらっしゃいます。

『あぁ、またあんたか』

はい、また来ましたよ。
下まで行って見上げてみましょう。

『こうやって見下ろすと…』

『面白い顔がもっと面白く見えるねぇ』

なんですか、面白い顔って。
でもまぁ、喜んでくださっているなら良しとしましょうか。
いや、良くないけど。

『で…今回は何か貢物を持ってきたのかい?』

貢物…ですか…

『そう!早く出しなさ~い!』

『さぁ、何が出てくるかな?』

何と言われても…
指しか出ませんが。

『指!?なめてんの!』

お気に召されなかったでしょうか?

『気に入る訳無いでしょ!』

『あ~あ、無駄な時間を過ごしちゃった』

『指しか出さないおっさんはあっち行きなさい!』

麦わらさんに追い払われてしまいました。

『毛づくろいして気分直さなくちゃ』

ペロペロ毛繕いをした麦わらさん。

『面白いのは顔だけで、後は全然だったねぇ』

自分を見下しながら、強烈なダメ出しをしたのでございました。
はぁ…

 

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とある街。
小雨が降る中、路地散歩をしていると…

猫さん達のご飯の上に傘が置いてありました。

そして、その奥では…

麦わらさんが雨宿り中。

スッポリ箱に入っていますね。

『雨が降るといつも傘を置いてくれるんだよ』

お世話されている方が、猫さん達が濡れないように気遣っているようです。

『で、あんたは何しに来たの?』

えーっとですね、写真を撮っているのですが…

できれば撫でさせていただけたら嬉しいかなぁ、なんてね。

『撫でさせてなんかあげないよ』

『せっかく雨で涼しくなってくつろいでいるんだから』

『ゆっくりと眠らせてくださいな』

箱に入ったまま寝ちゃった麦わらさん。
これ以上お邪魔をしちゃいけませんね。

と、歩き出すと…
裏の駐車場に別の猫さんの姿を発見。

キジさんがくつろいでいます。

キジさん、キジさん…

『せっかく雨が上がってくつろいでいるんだ。邪魔するなよ』

イカ耳で追い払われてしまいました。

ここでまたパラパラッと小雨が。
『また降ってきたよ~っ!』

茶トラさんが走ってきて車の下に潜り込みます。

『雨宿り雨宿りっと』

『雨宿りさせてもらうんだから、お礼に点検してあげようかな』

車の下をチェックする茶トラさん。

『異常なし!また降ってきたから、こっち来たら?』

そうですね。カメラが濡れちゃいます。
雨宿りに…って、車の下は無理ですからねぇ。
足早に移動するとしましょう。
猫さん達、ゆっくりと雨宿りを。
そして、動く車には注意してくださいね!

 

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とある路地。
くつろいでいる猫さんとお会いしました。

ベンチの上に白猫さん。
向こうに座っているのはキジ白さんでしょうか。

『見かけない人が来たよ』

『何しに来たんだろう?』

警戒する白さん。
なかなかフクヨカな体型をなさっていますね。

『あっちに避難しようっと』

大きな体を揺らして向こうに行ってしまった白さん。

んじゃ、今度はキジ白さんの写真を…
『え?』

『いや、写真はちょっと…』

『遠慮しておきまーす』

足早に遠ざかっていったキジ白さん。

『ここまで来れば大丈夫かな』

キジ白さんにも嫌われちゃいましたか。
では、さっきの白さんをもう一度…

『うわっ!こっちに来た!』

『逃げろ~っ!』

スタコラスタコラ…

ドテドテドテ…

大きな体で飛ぶように走っていった白さん。

あっと言う間に奥の路地に隠れてしまったのでございました。

あの体でこんな早く動けるとは!
猫さんは侮れませんなぁ。

 

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